嵯峨豆腐を食べるまでのドタバタ騒ぎあれこれ
2000年の11月に嵐山へ連れていってもらった。(その話は別に書いてあります)
その時に、嵐山の「竹の家」で食べた湯豆腐会席(確か¥2,800円だったと...)の豆腐がとても美味しかった。
どこで売っているのかと聞いたら、藤野さんのように錦市場などで観光客が買えるような小売りの仕方はしていないと聞いて諦めた記憶がある。
今回の京都行きでは是非、嵐山の、その豆腐屋さん(判断付かないので名は秘すが有名だから判るはず)へ行って豆腐を一丁買って、桂川の河原ででも食べてみようかなと(あくまでイメージ)思っていたら、一緒に行った仲間が全員参加する事となった。
お店を教えてくれた人に、くれぐれも普通の街のお豆腐やさんで観光客相手に売っているようなお店じゃないから、店先で食べるような変なこと(イートインってやつですか?)はしないでくれと頼まれていたので、どこか近くで落ち着いて食べられるところがあればそこで食べるつもりだった。
その日は京都最後の日、有給休暇をとっていたので平日の月曜日である。
ホテルをチェックアウトする際に、市バスの一日券(500円)をよく考えもせずに買ってあったのだがこれは失敗だった。
どうせ買うなら、バス地下鉄の一日乗り放題券(1,200円)にするべきだった。
その話は後にして、まず、駅のコインロッカーに荷物を預けて、嵐山へ向かうことにした。
しかし、気が付くと醤油も箸も何も持っていない。
京都の街中には、本当にコンビニが少ない。
駅前にも見えない。
まず醤油を手に入れるために、京都駅ビルの西側を占めている伊勢丹の地下食料品売場へと連れだって入っていった。
醤油売場があったが、みんな家庭用で瓶が大きい。
こちらは今回の一回分があれば良いのだが、これでは使い切るのに何日もかかってしまう。
醤油も、さすがはデパ地下、色んな醤油がある。
しかし、小さなパッケージで尚かつ使った後しっかり栓が閉められなければバッグが醤油で汚れてしまう。
ワンタッチキャップは使うときには便利だが、こう言うときには向かない。
でも、ワンタッチキャップ方式の醤油が多いんだこれが。
仕方なく、ありきたりなキッコーマンの小袋入りを買うことにする。
レジに並んで支払ったところ、私を呼ぶ声がする。
みると、こっちに有るよと言う声。
...もう遅いちゅーの。
行ってみると、食料品と一緒に小さな醤油の小瓶が売っている。
しかも冷や奴用と書いてある上に、キャップはねじ込み式だった。
これなら漏れない。
残ったら自分で使おうと決めて、その醤油も買うことにした。
で、レジで金を払うタイミングを見計らったように、また呼ぶ声がする。
...もう金払ったちゅーの。
むかつきつつ行ってみると、北野豆腐の藤野がここにも店を出していた。
藤野は大量生産で色々お店を出して頑張っているようだ。
行ってみると、豆腐・湯葉などと一緒に小さなパック入りの「冷や奴のたれ」が売られていた。
それも1パック30円。
やられたぁ!と思ったがもう遅い。
伊勢丹も、一カ所に醤油は置いておけっつーの(八つ当たり的言動)。
で、適当な箸は無かったが、駅前の京都タワービルの二階に100円ショップがある事をメンバーの1人が見つけていて、そこにあるだろうという事になったので、そこで人数分の竹のスプーンを買ってきた。
京都駅から嵐山まではバスで行く(だって市バス一日券買ったんだもの)。
京都バスの嵐山行きまでは、30分ちかく時間があったので別の路線を探してみると京都バスが7分ほどで来ることを知った。
そこで、暑い中待つよりはとそちらへ移動した。
しかし、この市バス一日券、バス地下鉄一日券と違って、京都バスは対象外である為、240円払うことになる。
バスは1時間近くかけて嵐山へ着いた。
昨年人だかりが凄くて変えなかった、公家芋の金つばを購入する。
あっさりした味だ。
しかし、平日なので観光客も少なく、金つばは半ば冷めかけていたのが残念だった。

次に女の子が行きたいというので野々宮神社へと向かう。
ここも縁結びの神社だ。
女の子は縁結びが好きだなあと感心する。
その中の1人が、熱心にお願いしていた。
君に幸多かれと願おぅ
そこから歩いて豆腐屋目指して暑い中を歩くと大きなお寺があった。
ここだぁと山門の手前を曲がると、豆腐屋らしきお店が見える。
確かに観光客相手のお店ではないようだ。
豆腐を作っている横で売られている。
作業服のお姉さんが客の相手をしているのが見える。
一丁680円もする。
しかも、買ってびっくり一丁が普通の豆腐二丁分はあるのだ。
さっそく近くのお寺の境内に入り、石に腰かけて豆腐のパックを開ける。
スプーンですくう、そしてすぐ口に入れる。
...味が濃い
しかし最初は正直インパクトが無かった。
過大な期待だったかと思った。
無論、普通の豆腐よりは遙かに美味いのだが。
つぎに、たれを少しだけかけてみる。
美味いぃぃぃぃぃ!。
みんなの口から、「すごい、美味しいよ」という絶賛の声があがる。
美味い確かに、たれをつけると濃い味がいっそう引き立つようだ。
二丁分の豆腐は、4人の男女が無言で平らげてしまった。
確かに美味しかった。
帰りも市バスを待って四条烏丸まで乗っていったが、市バスの500円券は220円の定額区間だけが乗り放題で、そこを越えると差額を払わなければならない。
カードがないと240円の区間だが、計算は定額区間の外れで降りてバスに乗り直すという算出方式のようだ。
運転手さんに聞いてみたら、差額は240円-220円=20円ではなく、嵐山のバス停から定額地帯までの料金200円を払うことになると言われた。
カードで40円得しただけだった。
結局、行きは京都バスだったので240円払い、帰りは市バスなのに定額区域外から乗ったので差額として200円を払った。
合計で440円である。
カードは500円払っている。
四条烏丸から京都駅までは市バスでカードが使えたから220円は払わずに済んだが、カード無しでも700円で済む運賃が、カード500円に別払いで440円だから計940円も使っているのだ。
カードを買わない方が240円支払いが少ないという悲しい結果となった。
これを読んだ方は気を付けましょう。
500円の市バス一日券は要注意です。
嵐山、嵯峨野、大原などの観光地へは同じように別で最低200円は支払う必要が出てきます。
あと1〜2回バスや地下鉄を使うなら市バス(京都バス)一日乗り観光券が絶対にお得ですよ。
これなら、大原だろうが嵐山だろうが見せるだけで行けますから。
さて、話は戻ります。
錦市場へ寄ってお土産を物色する仲間達、錦にある藤野の豆腐と食べ比べようという計画だったが、お腹一杯になってしまって断念した。
しかし、それでは錦市場へ行く甲斐がない。
で、藤野の豆乳ドーナッツと豆乳ソフトクリームは別腹と言う事で美味しく食べましたとさ(私だけだけど)。
女の子達は「ひやしあめ」なる、生姜湯の冷たいバージョンを飲んでいました。(結局一人は瓶詰めを買った)
「ひやしあめ」って、今回初めて聞いた飲み物なんだけど、こっちではポピュラーな飲み物だという事です(その割には見かけなかったけど)。
興味がある方は、錦市場で購入できます(コップに一杯から買えます)よ。
これにて、今回は終わり。
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