愛宕山と愛宕神社
京都駅に着いてから、まず駅ビルの伊勢丹の地下売場で昼飯の弁当を購入する。

なるべく京都らしいものをと言う考えで\1,500の華やかな弁当と、副菜に湯葉とシメジを炊いた総菜\300を購入。
地上へ出るともう11時近い時間だった(弁当に迷った訳ですね)。

京都バスでそのまま嵐山経由清滝へ...ではなく、今回は京福電車の路面電車にも乗りたかったのでA2乗り場から四条大宮までのバスに乗る(当然、観光二日券を購入した)。

路面電車に乗り嵐山へ、...相変わらず人が多い。
天龍寺の前で京都バスを待つ。
市バスは清滝までは行かないようだった。
さすがに清滝まで行くバスは本数が少ないので、30分ほど待つことになった。
弁当の大きな包みを手に提げて山に登ろうと言うのだから、身の程知らずも極まれり、である。
幽霊の名所らしい清滝トンネル(片側交互通行)を抜けるとすぐにバスの終点となる。
ここからは歩きで行くことになる。

終点には売店が有り、運転手の休憩所にもなっているようだった。
関西名物「ひやしあめ」も売っていた。
富士山五合目ではないが、杖も売っている。

売店を出ると、進路が二股に別れている。
右には写真のように「愛宕神社参詣登山道」と書かれた道標が見え、その後ろには懐かしい電話ボックスまで有るのが見える。
(その後、実際に使われている赤い郵便ポストなんてのを見たが写真はない)

別の客が売店のおばちゃんにどっちへ行ったらいいの?と聞いたら左だと言う答えが返ってきた。
案内図もあったので確認すると、どちらへ行っても同じ場所で合流する事が判ったので、右へ行くことにした。
しかし、しかし、途中で左を見ると川があり、子供達が遊んでいるのが見え、また赤い橋があるのも見えたので引き返して左の道を行くことにした。
岡野玲子版「陰陽師」の10巻を読んで以来、愛宕山へ登ってみたくなった。
物語の中で愛宕山は非常に重要な霊山として扱われていたからだ。

安倍晴明が出会った龍に逢えるだろうか(って、逢えるわけねぇだろ!)、そんな愛宕山への憧憬は富士登山を月末に控えた8月の初旬、京都の安いホテル探しをしている時、偶然便利な四条河原町で安いホテルを見つけてしまった時に発露してしまったのだった。

京都四条河原町から徒歩7分(正確には河原町松原通り下がると言うところか)四条通と五条通りの中間に位置するホテルなのだが、一泊\6,500円である...場所は便利な位置で歩いて四条へ行ける。

地図を見ると、松原通り(旧五条通り)から松原橋を通って鴨川を渡ると、そのまま六道珍皇寺へ行ける。
そして、陰陽師からみで行ってみたかった法観寺(八坂の塔)も一つ北の通だった。
これは、行くしかない。
と言うことで、マウスカーソルは予約ボタンをクリックしていたのでした。
清滝の参詣道案内
写真からも判るように、清滝は山の中である。
川の水はとても澄んできれいだった。

家族連れで来て水遊びをする場所でもあるらしい。

左の写真は下流に向かって撮った一枚である。
右方向へと川を渡ると住宅に挟まれた狭い道があり、その先に愛宕山への登り口がある。
清滝川の清流
先に見える朱い鳥居が参詣道の入り口である。
鳥居をくぐらずに右へ少し歩くと登山道がある。

登山道は道程7km、参詣道は4km...
当然右を選ぶのだが、同じ高さに登るのに距離が短いという事は当然角度が急だと言う事でもある。
中学生でも判る三角関数なのだが、途中で京都の町並みが見えるのは参詣道なのだし、愛宕神社へ行くのだから参詣道の方がそれっぽいかな程度の気持ちで鳥居をくぐった。

愛宕山はお椀を伏せたような形と評される山で最初が急で次第に傾斜が緩くなるらしい。
それに期待して頑張るしかない。
参詣道入り口の鳥居