一階の廊下
二階の部屋
二階の部屋 別角度から
簾(すだれ)越しの風景
二階の部屋 窓側から
のれんをくぐって玄関にはいると、普通の家の玄関のような造りになっていて、お店の人が案内をしてくれるので、後について行く事になる。
一階の廊下には行灯が置かれ、それ以外の照明器具は見えなかった。
仄暗い廊下に点在する行灯の灯明は今までの喧噪から別世界へと入ってしまったような錯覚をおこさせるが、お茶屋さんというのは浮き世の出来事を忘れて遊ぶところらしいので、そういう演出が必要なんだろうなと感じた。
もっとも、ここは甘味処であるので、お茶屋遊びをしにきたのではないし、そんなお大尽でもないのだが...
玄関で靴を脱いで上がり、廊下の左側にある階段から二階席へ案内された。
案内されたのは二階にある部屋の中のひとつ
偶然にも誰一人として客が居なかった。
十八畳ほどの空間に卓が六つ並べてある。
一卓に三畳ほどの空間が割り当ててある。
我々は一番ロケーションの良い場所と思われる、写真正面の角にある席を占有したのだが、同じ料金のものを食べても、座る場所によって大きく雰囲気は異なる...と考えるのは私が卑しいからなのでしょう。
しかし、窓側奥の席は眺めも良く、風も入ってきて心地よいひとときを味わう事ができるようです。
写真手前の席には、まだ下げられていないパフェの器が残っており、つい今しがたまで、ここに人が居たことを示しています。
人気のある甘味処で、このように人が居ない時間を僅かとは言え、味わうことができるのは幸運です。
人が居ないのを良いことに、上座のほうから室内を撮影しましたが、窓の外には先ほど外から店を撮影したときに、右側に写っていた大きな柳の木が風にそよいでいます。
席について、窓から簾(すだれ)越しに外を覗いてみました。
左側に柳の枝が風に揺れています。
正面奥は、先ほど歩いてきた巽橋、右手にはちょうど隠れていますが辰巳大明神の祠があります。
この場所にいると、本物の舞妓さんや舞妓さんの扮装をした一般人、いわゆる「なんちゃって舞妓さん」をよく見る事が出来るようです。
特にこの一画は昔の面影を残した街並みを保存する地区に指定されていて、なんちゃって舞妓さん達の記念撮影スポットにもなっているようです。
彼女たちには、扮装を請け負う業者やカメラマンが同行しているのでよく見れば判るのですが、なんちゃってさんの方が本物より素材の可愛い子が多いように思えるのは勘違いでしょうか...
他の客が居ないのを良いことに、反対側からも室内を撮影しました。
正面には古そうな、そして高そうな家具が置いてあります。
右側の窓の下は白川です。
白川は、このお店の横から新橋の下を通り角度を変えて鴨川へと流れ行くようです。
左側に廊下があり、別の部屋へと続いています。
トイレも左側にあります。
入ってみましたが、古い造りのトイレで入っていきなり小便器があるので、女性は入るときに注意が必要かもしれません。
角度的に遮るものが何もないので、たぶん、しっかりと見えます。
トイレに男女の区別は無いようでした。