20世紀最後の11月も後半に入った某日、会社の仲間3人と京都へ行くことを計画していた我々は、週末の某日ついに計画を実行した。
集合時間は夜10時、集合場所は会社駐車場
計画は、こうだった。
夜11時に出発、国道を走り隣の町へ向かい、そこで1人を乗せて東名高速へ...
そうです、車で行こうというのでした。
理由は、安いから(笑)。
新幹線だと片道1万円少々円、往復で2万円を超えるのだが、四人で車だと1人頭数千円くらいで済むのだ。
メンバーは、「ほげげ商会」(男)こと私と、「チャンちゃん」(男)、「伊藤ちゃん」(男)、そして「マサきち」(女)。
何故、男3人の中に女性が1人居るのか、それはひとえに彼女の先輩が悪いのであって、けっして私の都合ではないのである。
元々は、彼女は京都マニアの先輩と参加して現地では別行動と言う話だった。
つまり、交通費を浮かすと言う利害が一致したのだった。
ところが、そのマニア先輩と連絡が取れないと言う(商売はなにをしているのだろうと興味が湧くが)ので、辞退しようとする「マサきち」を無理矢理参加させた奴が居る。
さて、問題です、それは誰でしょう?
それは、私です。
辞退しようとする彼女に一言、「君、もうメンバーに入っているからね」と釘を刺したのは、何を隠そう私です。
1人居るのと居ないのとでは交通費が雲泥の差になるのだ。
3人では、あまり車で行くメリットが薄いのだ。
ははは、女1人で参加になったのは俺のせいだった。
今回が、私にとっては京都は二回目、もっとも一回目は何がなにやら判らぬうちに雨の京都を廻ったと言う印象で、京都自体に興味も無く、まったく印象に残らない旅だったので自分自身でも二度目は無いなと思っていたのだが、人生とは何が起きるのか予想がつかないもので、偶然に京極夏彦の作品にはまり、晴明神社へ行ってみたくなっていた事もあり、祇園で松茸食えるんだぜと、甘い言葉で仲間を誘い、彼らを道連れに京都へ旅立つ事になったのでした。
とさて夜10時、集合場所で10分経過...「マサきち」が来ない。
さては臆したかぁ、とTELしてみるが出ない、むむむぅ、マズいのねん。
更に5分経過、再度TELすると、「すいません、今出ます」と言う声...やはり、しかし、「マサきち」が来ないと困るのは私なので、猫なで声で「待ってる」とだけ言う。
化粧もしないで、現れた「マサきち」に免じて何も問わずに出発、一路隣町へ向かう。
順調に着き、伊藤ちゃんを乗せて11時半には東名高速に乗った。
それにしても、夜の東名はトラックが多い。
いったい、何時間で京都まで行けるのか、まったく不明だったのでかなり早めに出たのだが、果たして結果は?
順調に走り、浜名湖で一回目の休憩と軽食を取る。
途中二回ほど休憩しつつ4時には滋賀県に着いた。
今回の京都旅行の目的は「松茸食べ放題」ツアーである。
それは、滋賀県在住の友達が、何故か祇園の会員制(つまり、一見さんお断りと言う事だよね)のお店で「松茸食べ放題」の席を用意してくれているので、それを食べに行ったも同然だったのだ。
だが、まだ我々は祇園で飯を食うという事の意味を解っていなかった
今回、最初の目的地は滋賀県なのだ。
しかし、予想より遙かに早く着いてしまって、仕方なく琵琶湖の東岸の公園脇で仮眠することになった。
目と鼻の先に公園の駐車場が有ることも知らず、道路脇でうるさい通行車両の音に邪魔されながらも寝た。
すぐ脇は、ラフォーレ琵琶湖だった。
やっと普通の人間が活動する時間帯になったのでSさんにTELして出発、友達の家に車を置かせてもらって、その上お茶とパンケーキまでゴチになって我々は京都駅へと向かった。
今回、私の主目的は陰陽師 安倍晴明ゆかりの晴明神社と一条戻り橋に行くことだった。
他のメンバーの目的は、知らない、私の目的が達成されればそれで良いのだ。
京都駅は丁度クリスマスツリーの飾り付けがされていて、これからクリスマス商戦へと突入という感じだった。
京都駅の無機質な感じとクリスマスツリーの電飾は、なぜか似合っていた。
京都駅は映画ではガメラに壊されるのだが、その映画の画面に出てくるアングルから撮影したクリスマスツリーです。
※写真をクリックするとクリスマスツリーの拡大画像を見られます。
映画では右の壁を突き破ってガメラが左側の壁に激突するのだった。
京都駅の回廊を歩いて大階段まで行って待ち合わせ場所へと向かいます。
京都駅から、その友達が自分の友達を連れてやってきたので、案内してもらいつつバスに乗り、堀川通りを北へ晴明神社へと向かいました。
なんと、市バスに乗って我々はびっくり!
さすが観光都市京都。
京都の市バスの座席は柄が御所車なのだ、つまらない事に感動して車内にも関わらず写真を撮る、だから旅行者は恥知らずなのだ。
早朝のラフォーレ琵琶湖
朝の京都駅ビル内部とクリスマスツリー
市バスの座席は御所車紋様