

電動ファンの取り付け






自作防湿庫の冷却版が凍結してしまうのをなんとかしようと考えて電動ファンを冷却版の前に取り付けてみました。
6月には東芝の温室度スイッチを購入して電気的に解決しようとは思っているのですが、それまでの1−2ヶ月はファンで空気を当てて凍結を防げないかなと思ったのがきっかけ(連休の暇つぶし)でした。
パーツ屋さんで買ってきた800円もしないプラスチックのケースに12cmファン用に穴を適当に開けます。
何故、このケースかと言うと、手元にあったからというだけで、特に理由はありませんが、ちょうど12cmファンを取り付けて冷却部をきれいにカバーできるサイズだなって事で使ってみただけなのです。
緻密なことは出来ないので、現物合わせで12cm電動ファンの取り付け穴を開けて裏からネジ止めします。
このファンはパソコンの排気用に買ってあったものの流用ですが、購入してもたいした価格ではありません。
このとき、適当にやっていたのでファンの取り付け方向を間違えて表裏を逆に取り付けてしまいました。
ファンの組み付けなんて、PCの組立に夢中になっていた頃以来やっていないのですっかり忘れていました。
試運転で、電源を仮組みしたときに、逆に風が吹いて気が付いたというお粗末さです。
ファンの向きを直して取り付けた、内面からの画像です。
手元に丁度良い電源が無かったので、9V出力の電源を取り付けましたが、ほんとうは6V出力くらいでゆっくりとファンを回したいところです。
あんまり元気に風を当てると水分が風で気化してしまって結露しないんじゃないかという恐れもあったのですが、やってみたい一心なので完成に向かって突っ走ります。
ダメだったら、排気ファンの制御用に使っていた可変抵抗器(ボリューム)を取り付けてみようと思います。
取り付け完了です。
緑の発光ダイオード(LED)は、配線を引き出して手持ちの(過去にパソコン用として買ってあった)ものに付け替えました。
配線のコネクタもパソコン用パーツの流用です。
何故、コネクタを取り付けるかというと、取り外して工作する時に配線が邪魔になると、一旦切断して半田付けし直しになるからです。
まあ、最初からきちんと作ってあれば取り外すなんて事もないのですが、思いつきで色々考えつくので念のためという所です。
動作中の様子です。
除湿ユニットと電源が連動しているので、除湿ユニットの動作と同時にファンも回り始めます。
が、しかし...
確かに凍結はしないのですが、結露もしないっぽいのです。
よく考えてみれば、それはその通りです。
だって、これじゃエアコンと同じで冷却板に暖かい空気を当てて空気を冷やしているだけですよね。
しかも風量が多いから水分も飛ばされてしまうようです。
とすると、やはりファンの動作は温度スイッチを使って冷却版が凍結する温度付近で動作するようにしなければいけないようです。
確かに、いままでは除湿ユニットの動作と同時に、みるみる湿度は下がっていったのですが、今度はなかなか下がりません。
風量を減らせば良いのでしょうか、温度スイッチを買ってくる前に試してみる必要があるようです。





カバーを外して確認してみると、ファンの中心部分だけが結露しています。
ここは確かに風が当たらない部分ですから結露したのでしょう。
そして、結露する面積が少ないので除湿能力も低下したという事が考えられます。
まずは、回転数を落として見ることにしました。
電動ファンに接続している配線をカットして、可変抵抗器を取り付けました。
あり合わせの物なので、たしか300KΩくらいの品物だったかと思いますが、抵抗値が大きなものなので調整幅が少なくて微妙な調整はやりにくく感じました。
ちょっと動かすと止まってしまい、ちょっと戻すと全開に近くなるという感じで微妙な回転数での、止まるか止まらないかの調整に苦労しました。
電圧調整だけでは回転数の制御幅が少ないという事で、劇的な低回転は不可能でした。
しかも吹きつけでは風量が大きすぎるようです。
ほとんど改善が見られません。
後は吹きつけでは無く、逆方向にファンを取り付けて「吸い出し」で使ってみる事にしました。
そして、それでもダメなら手持ちの小さな電動ファンに取り替えて風量を落とすしかないかなと、余っているパソコン用の電動ファンを集めてみました。
まずは、吹き出しから吸い上げに変更してみます。
結露している部分が全面に広がっているのが判ります。
長時間稼働させても凍結はしません。
除湿能力もアップしました。
稼働させると、みるみるうちに湿度計の湿度が下がっていきます。
排水口の様子です。
見えにくいのですが、排水紐の先端に水滴が見えます。
順調に排水されていました。
どうやら温度スイッチ無しでいけそうです。
もうしばらく、この状態で試してみることにしました。
庫内も吸い出した風が庫内を循環する空気の流れを作り出しているのか、中段のデジタル温湿度計と上段のアナログ温湿度計の表示数値が極めて近い物になりました。
しかし、アナログ湿度計とデジタル湿度計の表示差が約5%程度あります。
この辺は、それぞれの計器の誤差の幅なのでしょう。